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プラチナ事前サービス初体験!条件が揃うと破壊力ありますね!!

前回の記事で御報告しました通り、無事50,000PPに到達し、プラチナステータスをいただくことができました。

なお、前回記事を更新した直後にクアラルンプールからエアチャイナで北京経由羽田行きのフライトに搭乗し、無事到着しております。

今回は、北京空港での乗り継ぎと共に、帰国後に初めて体験したプラチナサービス(正確にはプラチナ事前サービス)のインパクトについて書いてみようと思います。

 

目次

 

 

北京空港での乗り継ぎと保安検査の注意点

ビジネスクラスながら、何かと話題になる北京空港での乗り継ぎ、特にトランジットだけなのにやたら厳しい保安検査がどうなるのか、戦々兢々としていたのですが、結果的には何事もなく通過することができました。

例によって、バッテリだけでなくバッグの中の電子機器を根こそぎ引っ張り出され、荷物はぐちゃぐちゃにされてしまいましたが、どうせもとから整理できてなかったので没問題、ということにしておきましょう。

 

結局の所、保安検査ゲート前の混み具合次第なのだとは思いますが、半年前の往路の時は午後2時頃で30分待ち、今回は午前7時頃でほぼ待ち時間なしということで、あまり心配しすぎる必要はないのではないかと感じました。

ただ、どちらも結局荷物の中身をひっくり返され、根こそぎ再チェックされたので、自分の検査自体に5分以上かかっています。

検査にかかる時間はともかく、他人にバッグをかき回されるのは誰しもいい気分ではないものです。

北京空港乗り継ぎの場合は、厳しくチェックされるバッテリ類だけでなく、その他の電子機器類やスプレー等も含めて透明な密封バッグにまとめておいて、事前に全部出しておくことを強くお薦めします。

 

プラチナサービスの威力その1・チェックインと座席のオファー

無事日本に到着した後、入国手続きは極めてスムーズに終了することができました。

エアチャイナ便と言うことで、万が一乗り継ぎに失敗して次の便になってしまう可能性を考えて、羽田から地元へのフライトは十分余裕を持って予約していたので、拍子抜けしてしまったのですが、まずは国内線第2ターミナルへ、無料バスで移動します。

しばらく時間をつぶすにせよ、まず荷物を預けてしまいたかったので、一目散にカウンターへ。

 

よくよく考えてみれば、この時点で既にプラチナ事前サービスは始まっていたので、プレミアムカウンターに直接行けばよかったのですが、そもそも本当にプラチナ待遇されるのか不安だったので、わざわざ普通の有人カウンターを探して、列に並んでしまいました(笑)。

他の方々のブログ記事を見ても、そういう話が間々見うけられますが、すぐに実感って沸かないものなんですね。

まあ、そもそもプレミアムカウンターの存在自体、使ったことがないので思い出せなかっただけなのですが。

「アプリでは表示されていますけど、本当にプラチナのサービスを受けられるのでしょうか?」と聞く、要領を得ない客に対して、グラウンドスタッフのお姉さんは手慣れた感じで、

「ええ、御安心ください。ところで、お席の方ですが、5Kの席が空いておりますので、そちらを御取りしましょうか?」

 

よくわからないままにそうしていただいたのですが、搭乗してからビックリ、これが噂に聞くバルクヘッドの席というものだったのですね。

ブロンズステータスの状態では選べない、少なくとも選べた記憶のないこの席のオファーが、プラチナステータスになったんだということを如実に表していたわけですが、その時は全く気づきませんでした(苦笑)。

 

プラチナサービスの威力その2・専用保安検査場

これで間違いなくプラチナだ、と実感できましたので、今度はじっくりと専用の入り口を探して、いざ突入!

と行きたかったのですが、不慣れの悲しさか、やはり舞い上がっていたからか、この入り口の写真を撮るのをすっかり忘れておりました。

せめて入り口くらい撮っておけばよかった、と気づいたのは、無事保安検査を通過した後。

ほとんど並ぶことなく、あっという間に終わってしまったので、写真に気づく間もなかったわけです。

まあ羽田空港なので、たまたま空いていただけという可能性もありますが、これからずっとこちらを使えるというだけでも、修行の甲斐があったというものです。

 

プラチナサービスの威力その3・国内線ANA LOUNGE

舞い上がった新参者の迷走は、まだまだ続きます。

まだ入ったことのない国内線のANA LOUNGEはどこだと、制限エリア内であちこち探すものの、どうも見当たりません。

利用されたことのある方はおわかりと思いますが、専用の保安検査場を抜けてすぐ目の前にあるエスカレーターを上がればよかったのですが、これが見えませんでした(笑)。

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これに気づくことなく、一目散に飛び出していったわけですから、どんだけ舞い上がっていたか、という話です。

落ち着いて、ちょっと周りを見回せば、ちゃんと案内表示も目に入ったはずなのですが。

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この案内表示、もう少し大きな字になりません?(笑)

 

ま、私のSFC修行は国際線オンリーで、プレミアムクラスで国内線のANA LOUNGEを使うような機会はただの一度もありませんでしたから、仕方ないと言えば仕方ないのですが(いやいや)。

 

エスカレーターを登り、受付カウンターが見えてくると、ようやく落ち着いたのか、写真を撮る余裕が出てきました。

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と、書いてから何ですが、内部の写真は一枚もありません。

やはり国内線のANA LOUNGEは、相当賑わっており、迷惑にならないように写真を撮るのも難しく、気が引けたということもあります。

といえば聞こえは良いのですが、実際には勝手が分からないのとあまりに広いので、どこをどう撮れば良いのかわからなかったというのが正直なところだと、後から振り返ると思います。

ベストポジションもわからないので、とりあえず窓際のデスク席に陣取って、有能なビジネスマンのふりをしてみましたが、あんまり作業ははかどりませんでした(苦笑)。

POWER LOUNGEとの比較

ただ、これまで何度も使ってきたPOWER LOUNGEとの比較で言えば、他の方もいろいろ書かれているように、必ずしもANA LOUNGEの方が勝っているとばかりは言えない理由が、よくわかったような期もしました。

一回使っただけで言い切るのも何ですが、ラウンジとしてのゆったりとした雰囲気に関しては、POWER LOUNGEの方が勝っていると感じました。

また、私は酒を飲めないので、ドリンクの面から見ても、特にコーヒーメーカーの差でPOWER LOUNGEの方が優れているように思いました。

一方で、キャパシティと設置場所では、ANA LOUNGEの方が使いやすいのは間違いないです。

第2ターミナルのPOWER LOUNGEに関しては一箇所だけ、それも設置場所が偏っているせいで、搭乗ゲートが反対側の時は移動だけで大変です。

運の悪いことに、これまではほとんど搭乗ゲートが反対側だったので、毎回受付のお姉さんに「ゲートが遠いようですが、大丈夫ですか?」と心配されていましたが、確かにムービングウォークをフル活用してもたどり着くまでに10分以上かかるのはしんどかったです。

それでも敢えてこっちのラウンジを使いたくなるくらい、POWER LOUNGEは居心地がよかったわけですけどね。

キャパシティももちろんANA LOUNGEの比ではないのですが、そういった立地条件も逆に幸いしてか、私が利用した時に混雑で入れないということはありませんでした。

その他、ビジネスマンらしくお仕事をしようという時は、やはりデスクがたくさんあるANA LOUNGEの方を選ぶと思います。

恐らくこれからは、時と場合に応じて両者を上手く使い分けることになるのでしょうか。

いずれにしても、楽しみが一つ増えました。

 

プラチナサービスの威力その4・優先搭乗

国内線、特に羽田発着の路線では、優先搭乗にあまりメリットがないのではないかという話は、他の方々の記事で拝見しておりました。

そういうことで、私もあまり期待していなかったのですが、たまたま今回私の利用した便が上級会員の少ないフライトだったようで、「優先」搭乗を実際に体験することができました。

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写真が傾いてしまっていて、すみません。

ビジネスマン向けと言われることもある羽田=岩国便ですが、私が体験した限りではこれでも多い方です。

日によっては、そもそも列ができないこともあるくらいですから。

この日は、私も含めてプラチナ/SFC以上がざっと10人くらいでしたが、同じ機材であっても、広島空港ならこの2,3倍は並んでいるのが普通です。

やっぱり岩国空港にはANA LOUNGEも優先カウンターもないことが原因なのでしょうか?

あるいは、リムジンバスの利便性の差でしょうか?

 

ともあれ、プラチナサービスの威力を初っ端から実感することができたわけで、ありがたいことです。

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プラチナサービスの威力その5・バルクヘッドの席の快適さ

チェックイン時に変更していただいた席が、いわゆるバルクヘッド席(仕切り壁のすぐ後ろの席)だと気づいたのは、優先搭乗で意気揚々と乗り込んだ後でした。

実は、足下が広く、ゆったりと座れる席を前に、

「荷物足下に置けないじゃないか」

と思ってしまった私です。

実際には、iPadとイヤホンだけ出しておけばいいので、どうってことなかったのですが。

 

それよりも、同じ並びの通路側に座っておられた方がすごかった、というか、上級会員というものを体現しておられるような方で、そちらの方が強く印象に残りました。

搭乗の段階から、CAさんたちと親しく会話を交わす様子が常連らしさを醸し出していたのですが。

バルクヘッドの席なのに、手荷物を一つ、上の棚に入れることもなく手に持っておられたのですね。(何だか、思い出すだけで自然に敬語になるのです。)

何でだろう、と思っていたのですが、全員搭乗し終えたタイミングで改めてCAさんと会話を交わしたかと思うと、そのCAさんが手荷物を真ん中の席にシートベルトで固定するわけです。

要するに、満席にならない場合はほぼ空席になるバルクヘッドの中央席が、本当に空席になるかどうかを確認してから、CAさんに断って荷物をそこに置かせてもらった、ということなのでしょう。

上級会員になり立て、ぴっかぴかの一年生の私から見ると、「おお、これぞ上級会員の世界か!」と感動した一瞬です。

壁の向こうの、8席しかないプレミアム席は満席でしたが、足下が広く、横が空いていて、手荷物も(場合によってでしょうが)そばに置いておけるのであれば、少なくとも座り心地の面だけで言えばこっちの方がいいんじゃないだろうか、と思ってしまいました。

まあ、機内食とか何とか、いろいろ違いはあるのでしょうが、そこは未経験者の戯言と大目に見ていただければ幸いです。

 

プラチナサービスの威力その6・手荷物受け取りの優先

岩国空港に到着した後、もちろんプレミアムクラスの方々のすぐ後に降機することができたのですが、預けた手荷物を受け取りにターンテーブルの前に向かうと、いの一番に流れてくる自分の荷物を発見!

 

「これぞプラチナ!」と感激した一瞬でした。

 

実際には、出張等で利用されたであろう他の上級会員の方々は預けるような大荷物を持たず、全部機内持ち込みにされたからだろうとはすぐに気づきましたが、自分の荷物が一番に出てくるのを見るのが初めてでしたので、盛り上がらずにはいられませんでした。

もちろん、心の中でですよ。

声を出して盛り上がっていたら、間違いなく変人です。

とはいえ、SFC修行の解脱後初フライトがこの便で本当に良かったと、改めて思った次第です。

まとめ

今回、たまたま上級会員の搭乗が少ない便を初フライトとして利用できたため、プラチナ事前サービスの威力をわかりやすく体験することができました。

当然、いつもいつもこんな思いができるわけではないことは承知しています。

よく言われる伊丹=羽田便のケースは極端としても、例えば広島空港レベルでも状況がかなり違うことは、見ているだけでわかります。

ただ、こうしてみるとANA LOUNGEも優先カウンターもない岩国空港も、案外いいかもしれない、今後も折を見て利用しようと改めて思えてきます。

そのうち、あの隣に座られた方のように自然にサービスを活用できるような、「大人」の上級会員になれたらいいなあ、と思っています。

 

もう一つ、今回プラチナ事前サービスを体験できたのは、当初の計画が狂い、エアチャイナの帰国便ではなくANAの出国便で50,000PPに到達できたからです。

エアチャイナの帰国便でプラチナステータスに到達していた場合、PPのステータスへの反映が2~3日遅れるため、この便でプラチナ事前サービスを体験することはできませんでした。

ある意味、もっと安くSFC修行を終えることができたのに失敗したという見方もできますが、私自身はこれでよかったと改めて感じています。

これから解脱予定の方も、可能であれば解脱フライトはANA便で達成し、できれば間を置かずにプラチナ事前サービスを体験されることをお薦めしたいと思う次第です。