マイルのある生活~旅と経験でより豊かな人生を~

マイルを貯めて、人生をより豊かに変えるための日常を紹介するブログです。ポイントサイトを活用してマイルを貯め、これまで行けなかったところを旅するのが目標です。ANA・SFC修行も検討中。

陸マイラーと「ソラチカルート」と「SFC修行」と

ここしばらくは「ソラチカルート」激変を受けて、陸マイラー関連の記事ばかり書いていますが、このブログ自体はもともと旅と経験を記録するために始めたものです。

そのため、「SFC修行」と称しつつ、前々から行きたかったところへの旅をすることは、マイルを貯めること以上に本ブログの重要な目的なわけです。

 

ということで、先々のマイル獲得に暗雲が漂いつつあるなか、2018年の「SFC修行」を実行に移すべく、第一弾のフライト予約に踏み切りました!

 

目次 

 

2018年「SFC修行」のコンセプト

まあ、プラン自体はそれほど目新しいものではなく、これまで先人が切り開いてきたノウハウに完全に乗っかる形のものなのですが。

詳細はまた後日、内容を整理してから報告する予定ですが、基本コンセプトとしては、

  • 原則として国内線ではなく、国際線中心でプランを組む。
  • 目的地は東南アジア、具体的にはクアラルンプールとの往復でPPを貯める。
  • クアラルンプールの現地発券で費用を抑えつつ、前後をエアチャイナのビジネスクラスでサンドイッチする。
  • いわゆる「タッチ」はせず、現地での観光に十分時間を割く。
  • 年休は活用するが、やはり仕事が優先なので、仕事への影響を最小限に抑えるスケジュールを組む。
  • 「ソラチカルート」で入手したANAマイルの内、50,000マイル分はANA SKYコインに交換して費用の一部に充当するが、基本的には自腹でチケットを入手する。
  • クアラルンプールを起点として、エアアジアなどのLCCを活用して東南アジアの各地を巡り、できるだけバラエティに富んだ旅にする。

といったところになります。

正直、「修行」ではないですが、自腹を切って実行する以上、こういうやり方の方が本来のあり方ではないかと思います。

具体的なプランの内容などについては、また後日ということで。

 

「ソラチカルート」と「SFC修行」

恐らくSFCの制度ができた当初から、「SFC修行」に類する行為や、それに専念する「修行僧」のような人々は存在したはずです。

ただ、現在のように「SFC修行」を行う人の数が増加し、ブログ等等でそういった人たちの活動内容が広まるようになったのは、かなり最近になってからのことのようです。

そう、ポイントサイトから「ソラチカルート」を活用して効率よくマイルを獲得する手段が知られるようになったことと「SFC修行」の流行とは、間違いなくリンクしています。

 

今更指摘するまでもないことですが、「ソラチカルート」でポイントを高レートでANAマイルに変え、そうして得た大量のマイルをさらにANAゴールドカードでさらに高レートでANA SKYコインに交換した上で「SFC修行」の資金としてつぎ込むことで、本来ならば多額の費用がかかる「SFC修行」をほぼ持ち出しなしで完遂できるわけです。

実際には私のように過半の費用を自腹でまかなう「修行僧」の方が多数派とはいえ、そういった人々が「修行」に惹き付けられていく原動力は、やはり「ソラチカルート」をフル活用して「SFC修行」を軽々とやってのけた陸マイラーの発信する情報であることは否定できない事実でしょう。

 

普通に考えれば、ANAのプラチナステータスを獲得するために50万円前後の出費を必要とする「SFC修行」のような行為は、獲得への壁が低く獲得後のメリットが大きい一部のビジネスマンか、あるいは奇特な旅行マニアでもないと、そうそう手の出せるようなものではないはずです。

それがわずかな間にここまでポピュラーな(もちろん社会全般から見れば十分にマイナーな存在には違いないですが)存在となり、PP効率がよいというだけで海外旅行初めてというような人までOKA-SINタッチやKULタッチのような「荒行」に駆り立てられるというのは、凄いと言えばこれほど凄いこともありませんし、奇妙と言えばこれほど奇妙なこともないという話だと思います。

 

これからの「SFC修行」のために

とは言いながら、PP効率のよい特定路線に「修行僧」が群がり、「修行」という言葉がぴったりくるような苦行にマイルがひたすらつぎ込まれるという現実は、端から見ていてもあまり気持ちのよい光景ではありません。

「ソラチカルート」を当てにして陸マイラーの世界に飛び込んだ一人としては、他人事として批評できる立場でもないのですが、やはりここしばらくのマイルの価値はちょっとインフレが過ぎていたのではないかとも思えてきます。

 

自腹を切って行うことが当たり前と考えれば、もっと有意義な時間と経験を得るために、いろいろと知恵を振り絞ることになるわけで、「SFC修行」という行為が持つ意味もそれに伴って少しずつ変わっていくのかも知れません。

そういう意味では、今回の「ソラチカルート」閉鎖への動きは、「改悪」というよりはむしろ「改正」に向かう動きの一つと言えるのではないでしょうか。

 

とにもかくにも、一歩を踏み出した私の「SFC修行」、できる限り楽しんでみたいと思っています。